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<feed version="0.3" xml:lang="ja" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><title>sun&amp;amp;beach</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/" /><modified>2012-01-28T00:32:20+09:00</modified><tagline /><generator url="http://jugem.jp/">JUGEM</generator><entry><title>朝のおんがく</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100073" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100073</id><issued>2012-01-27T13:06:00+09:00</issued><modified>2012-01-27T04:06:15Z</modified><created>2012-01-27T04:06:00Z</created><summary>&amp;nbsp;デートの前に洋服を決めるように、電車にもって乗る文庫本を選ぶように、その日の朝にぴったりの音楽をかけるのは大事だ。朝はこどもたちを学校や保育園に送り出してから、エプロンのひもをきゅっ、としめ、その朝かけるCDを選ぶ。これ、という一枚を決めて、一枚の...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;デートの前に洋服を決めるように、<br>電車にもって乗る文庫本を選ぶように、<br>その日の朝にぴったりの音楽をかけるのは大事だ。<br><br>朝はこどもたちを学校や保育園に送り出してから、<br>エプロンのひもをきゅっ、としめ、その朝かけるCDを選ぶ。<br>これ、という一枚を決めて、一枚のCDをずっとリピートでかけるか、<br>その日、どうしてもこの気分だ、という一曲があれば、<br>そのひとつの曲を繰り返しかける。<br><br>だいたい出かけるまでの２時間、音楽をかけながら、<br>お皿を洗ったり、洗濯物を干したり、掃除機をかけたり、<br>雑巾がけしたりするのだ。<br>朝はなにしろ忙しいし、ちゃかちゃか仕事をかたづけたいから<br>ゆったりとした音楽じゃなくて、威勢良い曲がいい。<br><br>今朝かけたのは、高校生のころに買ったCDだ。<br>水音をたてながら皿をすすぎ、ところどころ一緒に歌う。<br>これまでで一番熱心に音楽を聴いたのは、<br>たぶん中学、高校のころ。<br><br>発売日を待ちわびたり、歌詞カードをなめるようにながめたり、<br>からだの真ん中に音楽をしみ込ませるような切実な聴き方は<br>すごいエネルギーだったのだなと、今になって思う。<br>歌詞のこまかいところも、ちゃんと未だに覚えていて、<br>口ずさみながら、当時それほど染まなかったところが<br>ぎゅんぎゅん染みこんでくるのが面白い。<br><br>誰が言ったのだったか、<br>「古今からの音楽や文学で、およそ人のあらゆる状況、感情は<br>すでに語り尽くされている。<br>こんなにつらい気持ちは初めてだ、と思っても、<br>それはもうすでに語られていることなのだ」<br>というのを思い出す。<br><br>失恋してあるく雨の道にも、<br>だれかをなくしてひとりの部屋の中にも、<br>ひこうきに乗っていく新しい町でも、<br>わたしにはちゃんとおんがくが待っていてくれると思うと、<br>楽しいではないか。<br><br>そう、冬の朝に家事をしながら聴くおんがくも<br>ちゃんとわたしのために用意されているのだ。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>運命のにんにく</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100072" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100072</id><issued>2012-01-19T18:09:00+09:00</issued><modified>2012-01-20T01:36:10Z</modified><created>2012-01-19T09:09:00Z</created><summary>&amp;nbsp;なぜだかさまざまな物事が立て続けに起こる日がある。つなわたりするように、あるいはダンスのステップをひたすら正確に踏むようにして、ようようその日をやり過ごし、体の芯までくったりするようなこころもちになる。いっそ外へごはんを食べにいこうかと思うが、ご...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>料理</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;なぜだかさまざまな物事が立て続けに起こる日がある。<br><br>つなわたりするように、あるいはダンスのステップを<br>ひたすら正確に踏むようにして、<br>ようようその日をやり過ごし、<br>体の芯までくったりするようなこころもちになる。<br><br>いっそ外へごはんを食べにいこうかと思うが、<br>ごはんなぞなんでもいいから、<br>もう、いちばん好きなわたしの家に帰りたいと思う。<br><br>寒いおもてから、しん、とした家に帰ってきて、<br>まずは身支度し、荷物をかたづけ、ストーブに火をつける。<br><br>途中のコンビニでパスタを買って帰り（ちゃんと売っていた！）、<br>冷蔵庫にあるもので簡単な夕ご飯にしようと思う。<br><br>こういうときは、頭がぼうっとしていて、<br>いつもにも増して、へんてこでくだらない妄想をしてしまう。<br><br>にんにくをむきながら、なぜか<br>「運命のにんにく」と言ってみたくなる。<br>「運命の恋人」だの、「運命の恩人」だの、<br>「運命の面接」だのはいかにも人生の不可思議な<br>流れやら、大きな転換を思わせるが、<br>恋人がにんにくになっただけで、<br>この珍妙さかげんになるのが愉快で、<br>さらにいろんな言葉を考えてみる。<br><br>今朝なにかにしようと冷凍庫からだして解凍しておいた、<br>三枚にひらいたイワシのことを思い出し、<br>すこし残っていた松の実もこうばしく炒って、使おうと思う。<br><br>「一生ものの金平糖」、<br>「自然派のスマートフォン」、<br>「いらいらしているマリモ」、<br>そんなどうでもよくて、<br>へんてこな言葉をつぎつぎにつぶやいていくうちに、<br>先ほどの体の輪郭がぼんやりして、<br>芯がふぬけになっていたようなのが、いくぶんしっかりしてくる。<br><br>大鍋になみなみと水を容れ、それを先ほど火を入れた<br>ストーブの上に載せて、<br>「大鍋の反抗期」とか<br>「肩こりのへび」とか<br>「イワシの逆鱗に触れる」とか<br>続けていくうちに、<br>イワシと松の実のパスタがたっぷりできあがり、<br>いつものごはんの時間となった。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>干し柿の友</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100070" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100070</id><issued>2012-01-05T15:54:00+09:00</issued><modified>2012-01-05T06:54:11Z</modified><created>2012-01-05T06:54:00Z</created><summary>&amp;nbsp;ここ毎年、寒い季節になると干し柿をくれる友人がいる。干し柿は大人になってから好きになったものの一つで、わたしの育った家では、干し柿を食べる習慣がたぶんなかったとおもう。柿は子どもの頃、好物だったけれど（歯をたてるとがりり、と音のするくらい固いのが...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;ここ毎年、寒い季節になると干し柿をくれる友人がいる。<br><br>干し柿は大人になってから好きになったものの一つで、<br>わたしの育った家では、干し柿を食べる習慣がたぶんなかったとおもう。<br><br>柿は子どもの頃、好物だったけれど<br>（歯をたてるとがりり、と音のするくらい固いのが好みだった）、<br>夫が柿を好まなかったからか、今ではあまり食べなくなってしまった。<br><br>子どもの頃だったら、干し柿のあのよりどころのないたたずまいと、<br>強いような弱いような、なんとも形容しがたい味を<br>好きになれなかったかもしれない。<br><br>今では食後のちょっとした甘いものに、<br>ごはんまえのワインのお供にと楽しんでいる。<br><br>干し柿、と一口にいってもできばえには結構なばらつきがあるもので、<br>いやに水分が抜けきってしまったようなのや、<br>砂糖で煮詰めたようなやわらかさと質感のものや、<br>いやに大きくて、お大尽のようなりっぱな個別袋に入っていたりと、<br>それはもう様々である。<br><br>友人作の干し柿は、ゆるくよった紐に柿のへたが挟まれて<br>そのままほどよく干し上げられて、<br>宝付きの縄でももらったかのように、<br>じゃらり、と豊かな重みがある。<br><br>ときには、もうちょっと干してから食べてね、<br>との言葉が添えられたそれを、簡便なビニル袋でもらって帰るうれしさ。<br><br>台所のひきだしに大事にしまった袋から、これぞというときに<br>ひとつふたつつまんで頂くおいしさは、ちょっと他では味わえない。<br><br><br><br><br><br>]]></content></entry><entry><title>ストーブの上の煮物</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100069" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100069</id><issued>2011-12-27T16:22:00+09:00</issued><modified>2011-12-27T07:22:48Z</modified><created>2011-12-27T07:22:00Z</created><summary>&amp;nbsp;冬、ささやかながらうれしいことのひとつが、ストーブの上で煮炊きができること。朝の忙しい時間、火口がふえるのはよろこばしい。ごはんを炊いたり、湯を沸かしたりといつもコンロは満員なのだ。この季節、ストーブの上にはいつも何かの鍋やらやかんやらがいつも乗...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>料理</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;冬、ささやかながらうれしいことのひとつが、<br>ストーブの上で煮炊きができること。<br>朝の忙しい時間、火口がふえるのはよろこばしい。<br>ごはんを炊いたり、湯を沸かしたりと<br>いつもコンロは満員なのだ。<br><br>この季節、ストーブの上にはいつも何かの<br>鍋やらやかんやらがいつも乗っている。<br><br>今朝は、朝ご飯の用意をしながら<br>夕ご飯用の煮物をストーブの上にかけておいた。<br>ずっしり太くてりっぱな大根と、鶏のもも肉、厚揚げの煮物。<br><br>朝ご飯を食べ終え、朝の仕事をしているうちに<br>ストーブの上で煮物はゆっくり煮えていく。<br>ふたをとって様子をみると、飴いろに醤油のいろが染み、<br>大根は鳥肌だったようになって、よく煮えている。<br>さあ、これで今晩は安心、という気持ちで出かける。<br><br>冬の寒い夜、無人の部屋に帰ってきて、<br>外套とてぶくろを外して、マッチでストーブに火をつける。<br>鍋敷きに移していた煮物の鍋を、再びストーブにのせて<br>温まるまでの間、ちょっと鷹揚な気分で味噌汁など<br>作ったりする。<br><br><br><br><br><br><br><br><br>]]></content></entry><entry><title>その淵にあるもの</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100067" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100067</id><issued>2011-12-22T14:46:00+09:00</issued><modified>2011-12-22T05:46:13Z</modified><created>2011-12-22T05:46:00Z</created><summary>&amp;nbsp;物事のいちばん大切なものは、茫洋として捉えどころのない空気のようなものだと思う。空気のようなものだから、これ、と取り出せてみせることはできないし、色合いも匂いも常に変化し続けている。なにかに近づきたいと思うときに、その意味を問うのは、きっとそれそ...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;物事のいちばん大切なものは、茫洋として捉えどころのない<br>空気のようなものだと思う。<br>空気のようなものだから、これ、と取り出せてみせることはできないし、<br>色合いも匂いも常に変化し続けている。<br><br>なにかに近づきたいと思うときに、その意味を問うのは、<br>きっとそれそのものから遠ざかってしまうことになると思うのだ。<br><br>一編の詩の意味を追うのは、大切でない。<br>意味はわからなくとも、その詩の音のひびき、<br>作り出されるかたちや色合いを感じ取れることのほうが、<br>ずっとずっとよいものなのだと、こころから信じている。<br><br>そのときには、茫洋とした手触りしか感じられなくとも、<br>後々の人生の場面で、ふいに鮮やかな景色としてかつての記憶が<br>よみがえることがきっとある。<br>その淵にあるものは、物事の意味ではなく<br>そのまわりにある空気のそよぎであり、説明のつかないものだ。<br><br>茫洋とした手触りのそれらが、わたしたちのなかに<br>幾重にも幾重にも折り重なっていく。<br>それはとてもうつくしい様だ。<br><br><br><br><br><br><br>]]></content></entry><entry><title>下着の愉しみ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100066" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100066</id><issued>2011-12-19T17:02:00+09:00</issued><modified>2011-12-19T08:02:36Z</modified><created>2011-12-19T08:02:00Z</created><summary>&amp;nbsp;毎朝、下着を手で洗う。前はガラガラ洗濯機で洗っていたが、ここ数年前から下着はみんな手で洗う。わたしの好きな下着は、素材が気持ちよいもの。春夏はコットンや絹、秋冬はウールと絹の混紡のものを愛用している。そして何より、身につけていてうれしくなるデザイ...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;毎朝、下着を手で洗う。<br>前はガラガラ洗濯機で洗っていたが、ここ数年前から下着はみんな手で洗う。<br><br>わたしの好きな下着は、素材が気持ちよいもの。<br>春夏はコットンや絹、秋冬はウールと絹の混紡のものを愛用している。<br><br>そして何より、身につけていてうれしくなるデザイン。<br>それだけでうっとりするくらいの繊細でうつくしいレースや<br>体にやさしくなじむ着心地で、<br>心たいらかにエレガントな気持ちになれるものがいい。<br><br>朝起きて身につけるとき、しゃっきり背筋ののびる心地がして、<br>うっとりよい気分になる。<br>洗濯するときも、水のなかでそよぐレースやうつくしい生地を<br>見るにつれ、下着とはだれに見せる物ではないだけに<br>いっそう愉しいものだと思うのだ。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>クリスマスの贈り物</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100065" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100065</id><issued>2011-12-14T15:38:00+09:00</issued><modified>2011-12-14T07:32:17Z</modified><created>2011-12-14T06:38:00Z</created><summary>&amp;nbsp;外は寒くても、気持ちは楽しく、あたたかく。sun&amp;amp;beachからささやかながら、クリスマスの贈り物です。http://www.sun-beach.jp/cp/hiki.htmlプレゼントは、布作家hikiさんのブローチ。hikiさんの作るブローチは、自由で、かわいくてシック。ウールや麻などのい...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>お知らせ</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;外は寒くても、気持ちは楽しく、あたたかく。<br>sun&amp;beachからささやかながら、クリスマスの贈り物です。<br><a href="http://www.sun-beach.jp/cp/hiki.html?from=blog" target="_blank">http://www.sun-beach.jp/cp/hiki.html</a><br><br>プレゼントは、布作家hikiさんのブローチ。<br>hikiさんの作るブローチは、自由で、かわいくてシック。<br>ウールや麻などのいろいろな素材の布と、<br>色とりどりの糸のステッチで、ひとつひとつ作ってくださいました。<br><br>ベビーキャリアにつけるのはもちろん、<br>ふだんのかばんやお洋服にさりげなく飾ったり、<br>マフラーを留めたりとさまざまな使い方をお楽しみください。<br><br>１２月２５日までにご注文いただいた方みなさまに、<br>このブローチをつけてお届けいたします。<br><br>お気に入りのベビーキャリアと、<br>かわいく楽しいhikiさんのブローチで、<br>冬も楽しく外に出かけてくださいね。<br><br>]]></content></entry><entry><title>釘のスープ</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100064" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100064</id><issued>2011-12-05T16:16:00+09:00</issued><modified>2011-12-05T07:16:31Z</modified><created>2011-12-05T07:16:00Z</created><summary>&amp;nbsp;下の子どもが風邪をひいて熱を出した。我が家は代々くいしんぼうで、よっぽどのことがないと食欲はびくともしない。それが、お腹すかない、とお昼ご飯に手を付けずみかんひとつをやっと食べたものだから、これはひとつ夕飯には好きな物を作ってやろうと思う。「何が...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>料理</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;下の子どもが風邪をひいて熱を出した。<br>我が家は代々くいしんぼうで、よっぽどのことがないと<br>食欲はびくともしない。<br>それが、お腹すかない、とお昼ご飯に手を付けず<br>みかんひとつをやっと食べたものだから、<br>これはひとつ夕飯には好きな物を作ってやろうと思う。<br><br>「何が食べたい？」と尋ねると<br>「スープ」という、簡潔にして明瞭な答え。<br><br>ちょうどその日の朝に読んだ、「釘のスープ」という絵本を思い出して、<br>それを作ってみようと思う。<br>けちんぼうなおばあさんが、一人の旅人をいやいや家に泊め、<br>釘一本でおいしいスープを作るという彼のペースにだんだん引き込まれ、<br>家のこむぎこや牛乳やじゃがいも、塩漬け肉などを差し出していき、<br>そうやって出来上がったスープを飲ませてもらうと、<br>それが生まれてはじめてのおいしさだった、というお話。<br><br>あまりのおいしさに喜んだおばあさんは、旅人にパンやチーズや<br>ワインもふるまって一緒に食べ、翌朝には銀貨まであげて<br>ふたりとも気分よく別れた、というすてきな物語。<br><br>お話を思い出しながら、野菜をごそごそ出してきて<br>料理を始めると楽しくなってきた。<br><br>たまねぎ、じゃがいも、かぶを薄切りにして厚手の鍋で炒める。<br>いつもはオリーブオイルを使うところを<br>思い切り幸せな感じがいいなと、きょうはバターにしてみる。<br>バターが野菜にまんべんなくまわったら、月桂樹の葉をいちまい、<br>ひたひたに水を注いでそのまましばらく火にかけておく。<br><br>十分に野菜が柔らかくなったら、フードプロセッサーにかける。<br>鍋を洗って、もう一度火にかけ、ベーコンの切れ端を刻んだものを炒める。<br>じゅうじゅういいだしたら、なめらかになった野菜を入れ、<br>さらに牛乳を入れてかき混ぜる。<br>塩と胡椒で味をととのえて、釘のスープの出来上がり。<br><br>しろくてなめらかなスープは、<br>ぽってりとろりとお腹の中にあたたかく入っていき、<br>幸福そのものの味がする。<br>たぶん、スープという食べ物はそういうものなのだ。<br>だから、赤ちゃんがいちばん初めに食べるのも、<br>病気のときに食べるのも、あたたまりたい気分のときに食べるのも<br>スープなのだろうなと思う。<br><br>その日は、釘のスープを作ろうと思ったら俄然楽しくなってきて、<br>少し前からリクエストされていたピザとかぼちゃのプリンも作り、<br>風邪の日のたのしい夕ご飯になった。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>誕生日</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100063" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100063</id><issued>2011-12-01T16:24:00+09:00</issued><modified>2011-12-01T12:22:55Z</modified><created>2011-12-01T07:24:00Z</created><summary>&amp;nbsp;昨日はわたしの誕生日だった。11月の最後の日、秋と冬の狭間のこの日に生まれたのを、特に理由はないけれど、気に入っている。両親と妹からお祝いの電話が、朝かかってくる。メールをひらくと、海を隔てたメキシコに住む弟からお祝いのメールが来ていた。バークレー...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;昨日はわたしの誕生日だった。<br>11月の最後の日、秋と冬の狭間のこの日に生まれたのを、<br>特に理由はないけれど、気に入っている。<br><br>両親と妹からお祝いの電話が、朝かかってくる。<br>メールをひらくと、海を隔てたメキシコに住む弟から<br>お祝いのメールが来ていた。<br>バークレーに住む腹心の友からは、<br>ひと文字ひと文字が胸に沁みる電報が届いた。<br>九州に住む祖母からもお祝いの電話がかかった。<br><br>直接、あるいは手紙でたくさんのおめでとうをもらい、<br>いまこのときに、わたしとつながっているたくさんの人を感じて、<br>なにか大きなものに感謝をした。<br><br>クレヨン画、繊細でうつくしい万年筆、みつろうのろうそく、<br>ドイツの薬局のクリスマスブレンドのハーブティ、オーナメント、<br>コリアンダーの匂いのせっけん、赤い糸でステッチを施された上等のふきん、<br>マッチ、リップクリーム、ぎんの月のようなピアス、履きやすい長靴、<br>りっぱな鷹の爪、森にいるような匂いのバスソルト、<br>紫陽花のドライフラワー、絵が描かれたプラ板とちいさな巾着。<br><br>たくさんの贈り物が、ひとつひとつお守りのように思える。<br><br>内と外の、ちいさな声を大切に。<br>ここからどこにでもつながることができる。<br><br>さらに楽しい一年が始まった。<br><br><br><br><br><br><br><br>]]></content></entry><entry><title>空を見上げるとき</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100062" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100062</id><issued>2011-11-21T16:24:00+09:00</issued><modified>2011-11-21T07:29:27Z</modified><created>2011-11-21T07:24:00Z</created><summary>買い物に行くとき、信号待ちしているとき、そんなふだんのちょっとした時間にしている、わたしの遊び。空を見上げる。このあたりはのんびりした町で、高い建物もないけれど、やはりそれなりに家や店が並んでいる。ひろびろと広がる空だけを見るのは、難しい。なるべく視界...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[買い物に行くとき、信号待ちしているとき、<br>そんなふだんのちょっとした時間にしている、わたしの遊び。<br><br>空を見上げる。<br>このあたりはのんびりした町で、高い建物もないけれど、<br>やはりそれなりに家や店が並んでいる。<br>ひろびろと広がる空だけを見るのは、難しい。<br><br>なるべく視界いっぱい、空の景色をいれる。<br>その景色を体の真ん中にすうっと頭から入れる。<br>目はずっとその景色を見たまま、今度は体に入れた景色から<br>ひとつひとつ、家や、電信柱、街灯などを消していく。<br><br>見事に空だけになったら、しばらくそれを楽しんで、<br>今度はいろんな場所に行ってみる。<br><br>ブリュッセル。<br>サンパウロ。<br>モスクワ。<br>バークレー。<br>サバンナの草原。<br>アマゾンのジャングル。<br><br>するとちゃんとさっきの空は、違う場所の空になるのだ。<br><br>行ったことのある町も、行ったことのない町も、<br>たちどころに目の前に広がり、<br>楽しく自由な気持ちでいっぱいになる。<br><br>ここにいても、どこにだっていける。<br>新鮮な空気を深く吸い込んで、伸びやかな気持ちになる。<br>町を歩く人人の間を歩きながら、わたしはちょっとした旅に行った気分で<br>また歩くのだ。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>食卓に並べるもの</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100061" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100061</id><issued>2011-11-16T14:25:00+09:00</issued><modified>2011-11-16T05:25:26Z</modified><created>2011-11-16T05:25:00Z</created><summary>&amp;nbsp;あるものを見るとき、それそのものよりそれを取り巻くまわりのもの、言うなれば「気分」のほうが大切ではないかと思う。たとえばケーキを食べるとき、そのケーキがどんな見た目で、味で、大きさで、という要素はもちろん満足感に大きく関わるけれど、それよりも、ど...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>お知らせ</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;あるものを見るとき、それそのものより<br>それを取り巻くまわりのもの、言うなれば「気分」のほうが<br>大切ではないかと思う。<br><br>たとえばケーキを食べるとき、そのケーキがどんな見た目で、<br>味で、大きさで、という要素はもちろん満足感に大きく関わるけれど、<br>それよりも、どんな場所で、どんなお皿で、カトラリーで、<br>音楽がかかっているか、誰と一緒に食べるのか、何の話しをするのか、<br>そういうことは、実はケーキよりもずっと大事なのだとひそかに思っている。<br><br>だからこそ、ケーキはいまひとつのできだったとしても、<br>それを食べるときの気分をすごくいい物にすることができる。<br>そして、満足感を得るのに、有名店のケーキを買ってくるよりも、<br>わたしはわたしの身の回りのよいものたちで、手近なおやつを<br>とてもおいしくするのが好きだな、と思う。<br><br>きのうから「beach select」として、<br>わたしたちが考える「身近なおやつをすばらしくおいしく感じる」ための、<br>毎日の生活をゆたかに楽しくするものをご紹介している。<br><a href="http://www.sun-beach.jp/tsugumi/" target="_blank">beach select vol.1　ずっと使いたいベビー食器</a><br><br>今回ご紹介するベビーセットは、<br>木工のツグミ工芸舎さんの作るベビースプーンと、<br>陶芸の安江かえでさんの作るベビー食器のセット。<br><br>今回のベビーセットを作ってくれた、お二人は以前から<br>
わたしたちの友人としておつきあいのあった方たちだ。<br><br>気がつけば、ひとつ、またひとつとお二人の作ったものが<br>
自宅にも、仕事場にも増えていった。<br>
<a href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100020" target="_blank">かえでさんの器</a>のことは、以前このブログにも書いたことがある。<br><br>ベビー食器だけでなく、すこし大きくなったらスープカップとして、<br>もっと大きくなったらデザートを食べるときなどにも<br>長く大切に使っていける機能的で、うつくしく、シンプルなデザイン。<br><br>少しの間だけ使う物だからこれでいいや、ではなくて、<br>少しの間ももちろん使いやすくて、食卓に並べると美しい。<br>さらに、成長とともにずっと使い続けられる。<br><br>小さな赤ちゃんに、はじめてごはんを食べさせるときには<br>こんなきもちのよい道具を使いたいな、と思う。<br><br>毎日のささやかな一コマにこそ、幸せはある。<br>家族で囲む食卓に、そんな幸せを並べたい。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>らーめん、徒然</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100060" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100060</id><issued>2011-11-08T15:37:00+09:00</issued><modified>2011-11-08T06:40:21Z</modified><created>2011-11-08T06:37:00Z</created><summary>&amp;nbsp;くいしんぼうで、小さな頃からなんでも食べる方ではあったが、それでもいくつか好きでない食べ物はあった。そのひとつがラーメンで、夫は結婚当初、ラーメンを食べられなくなったと嘆いていたような気がする。身の毛がよだつほどきらい、というわけではないのだが一...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>料理</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;くいしんぼうで、小さな頃からなんでも食べる方ではあったが、<br>それでもいくつか好きでない食べ物はあった。<br><br>そのひとつがラーメンで、夫は結婚当初、ラーメンを食べられなくなったと<br>嘆いていたような気がする。<br>身の毛がよだつほどきらい、というわけではないのだが<br>一回のごはんがそれになってしまうとひどく損をしたような気がしてしまい、<br>どうしても自分ですすんで食べる気になれなかったのだ。<br><br>今でも、麺類なら蕎麦やうどんの方が好きなことに変わりはないが、<br>休日のお昼ご飯にラーメンでも、と作ることはときどきある。<br><br>休日のまひるまの台所は、ひかりが薄ぼんやりとたゆたっているようで、<br>いつもとはちょっと違う空気が流れている。<br>銘々思い思いのことをしている家族の気配を感じながら、<br>のんびりと湯気を立てながらラーメンの&#40629;をゆでたり、ねぎを刻んだりしていると、<br>これまで幾千回も繰り返して、これからもきっと同じくらい繰り返すだろう<br>ごはんを作るその動作そのものが、なにか遠くの一点に収束されるような気持ちになる。<br><br>ラーメンというと、かならず思い出すのが高野公彦氏のこの歌。<br><br>●らーめんに矩形の海苔が一つ載りて関東平野冬に入りたり<br><br>ラーメンというとこの歌を必ず思い出すから、<br>ラーメンの仕上げには焼き海苔を一枚、二枚最後にふわりとのせる。<br><br>「ごはんだよ！」の声に集まってきた、家族のだれも<br>わたしが海苔をのせたその訳はたぶん知らないのだけれど。<br><strong><span style="color: #ff3300;"><br></span></strong>絵でも音楽でも、詩歌も小説もその役割はきっと<br>わたしたちのささやかな日常の中に、<br>さっと一筋のひかりや空気を送り込んでくれる、ということなのだと思う。<br><br>そのかがやきは非日常にあるのではなく、ラーメンに一枚の海苔をのせる、<br>そんな日常の当たり前の場面にこそあるのだ。<br>]]></content></entry><entry><title>風邪をひいた日は</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100055" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100055</id><issued>2011-10-26T16:50:00+09:00</issued><modified>2011-10-27T03:52:34Z</modified><created>2011-10-26T07:50:00Z</created><summary>すとん、と急に涼しくなった。季節のつなぎ目というものが、このところは情緒なく急にやってくる。そんな気候の変化にからだが間に合わず、家族そろって風邪を引いてしまった。下の息子が鼻水たらたらし始めて、そのうち咳が出てきてしまった。月曜日の朝、あまりにひどい...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>料理</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[すとん、と急に涼しくなった。<br>季節のつなぎ目というものが、このところは情緒なく急にやってくる。<br><br>そんな気候の変化にからだが間に合わず、<br>家族そろって風邪を引いてしまった。<br><br>下の息子が鼻水たらたらし始めて、そのうち咳が出てきてしまった。<br>月曜日の朝、あまりにひどい咳なので<br>保育園をお休みすることにする。<br>このところはすっかり体も丈夫になって、熱を出すことも減ってきて<br>お休みは久しぶりだ。<br><br>この際、じっくり家に居るからこそできることをしようと決める。<br><br>メロンパン作り宣言を高らかにして、粉を計ってパン生地をこねる。<br>生地を寝かして、その間に上にかぶせるクッキー生地をつくって、<br>これもまた冷蔵庫に寝かしておく。<br><br>その間に、編み物の続きをする。<br>古いいろんなあまり毛糸を寄せ集めて、子どもの腹巻きを編んでいるのだ。<br>子どもの洋服はどうしてだか、袖の長さの割に身頃の丈が短い物が多いような気がする。<br>子どものぷっくりつき出たお腹がどうしても、はみ出しがちになるのが<br>寒い季節は気になるのだ。<br><br>ソファーにもたれて、子どもと<br>「りんごと梨は、どっちが好き？」とか、<br>「メロンパンのどの部分にメロンが入るのか？」などという、<br>他愛ない会話をしながら編み棒を動かす。<br><br>お昼ご飯（いつもは保育園の給食を食べるので、家族みんなと同じお弁当を<br>ミッフィーのお弁当箱に作ってもらって、歓喜する）を食べて、<br>ひと心地ついてから、頃合いを見て布団に寝かせる。<br>子どもの布団にわたしも足を入れながら、腹巻きの続きを編み続ける。<br><br>ちょうどおやつの時間の頃、ほかほかと１０個のメロンパンが焼き上がる。<br>子どもと二人、焼きたてをひとつづつ熱がりながら食べると、<br>もう外は早くも夕方の気配がする。<br><br>間もなくすると、ひとりひとり家族が家に帰ってくる。<br>風邪をひいた今日の日に、まもなくいつもと変わらない夜がやってくるだろう。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>活字の休日</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100059" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100059</id><issued>2011-10-24T16:29:00+09:00</issued><modified>2011-10-24T12:34:36Z</modified><created>2011-10-24T07:29:00Z</created><summary>読書家、というのとはすこし違うように思う。思い返してみると、小さい頃からごはんを食べるように活字を食べて暮らしてきた。おかしを食べながら、お菓子の袋の裏側の活字を眺める。ひどく長い原材料名の羅列やら、お客様センターの電話番号やらを丁寧に。新聞は今も昔も...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>読んだ本</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[読書家、というのとはすこし違うように思う。<br>思い返してみると、小さい頃からごはんを食べるように活字を食べて暮らしてきた。<br><br>おかしを食べながら、お菓子の袋の裏側の活字を眺める。<br>ひどく長い原材料名の羅列やら、お客様センターの電話番号やらを丁寧に。<br>新聞は今も昔も好きだ。<br>だまっていても、毎朝かならずあたらしい活字を届けてくれる。<br><br>日曜日。<br>久しぶりに、朝早くに用事あってでかける家族が誰もいなくて、<br>おおこれは好きなだけ惰眠を貪ろうと心に決めた割に、６時半にぱっちり目が覚める。<br><br>布団から出てしまって、朝ご飯を作ったり洗濯機をまわしたり<br>いつもの用事をしてしまうのが惜しいので、<br>隣の部屋に本を取りにいく。<br>前の日に新しく買った「短歌研究」の新しい号と、<br>本棚から、よしながふみの「きのう何食べた？」の２巻、<br>江國香織の「流しの下の骨」を持って、もう一度布団に入る。<br><br>ごろごろしながら、あたたかい布団で持ってきた本の適当なところを読む。<br><br>日曜日の新聞を読む。<br>日曜日の新聞は、一週間のうちでいちばん面白いので楽しみにしているのだ。<br>文化欄のコラムが、今週は逗子在住の詩人の高橋睦郎さん（道でときどきお会いする）だった。<br>その他の楽しみは、新刊の書評コーナーと、歌壇・俳壇。絵画欄も。<br>少し前に終わってしまった瀬戸内寂聴さんのコラムが読めなくて残念だ、<br>あれ面白かったのに、といいながら朝ご飯の終わった食卓で<br>お茶をちびちび飲みながら、夫と交換しながら新聞を読む。<br><br>昼は、ふたたび本屋さんに行く。<br>あたらしい本を２冊購って、帰り道に待ちきれなくて道すがら頁を繰る。<br><br>料理しながら、先ほど買った本を読む。<br>亡くなった絵本作家の佐野洋子さんについて、<br>ご子息の広瀬弦さんと詩人の谷川俊太郎さんとの対談を眺めながら、<br>４人分のラーメンを作る。<br>麺をゆでたり、ねぎを刻んだりする。<br><br>お風呂上がりに、ドライヤーで髪の毛を乾かしながら、<br>部屋の床にぺたりと座って、広げた本を床に置いて読みながら髪を乾かす。<br>にやりとしたり、ときにしんみりしたりしながら、<br>昼の続きの対談を読む。<br><br>寝る前に、先週届いた冬物の通販カタログの<br>あったかスパッツの効能をじっくり眺める。<br>じっくり眺めて、ぱたんと閉じて布団に入る。<br><br><br>]]></content></entry><entry><title>３つの首飾り</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100058" /><id>http://blog.sun-beach.jp/?eid=1100058</id><issued>2011-10-18T14:06:00+09:00</issued><modified>2011-10-18T05:06:23Z</modified><created>2011-10-18T05:06:00Z</created><summary>&amp;nbsp;台所と納戸の間のちいさな洗濯スペース、ここの扉の裏側のフックにいつもエプロンと３つの首飾りが下がっている。この首飾りは下の子どもが作ってくれたもの。首飾りのうち二つはまるい画用紙にクレヨンでわたしの顔が描いてある。もうひとつは、ちいさな紙にちんま...</summary><author><name>sun-beach</name></author><dc:subject>日々のこと</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[&nbsp;台所と納戸の間のちいさな洗濯スペース、ここの扉の裏側のフックに<br>いつもエプロンと３つの首飾りが下がっている。<br><br>この首飾りは下の子どもが作ってくれたもの。<br>首飾りのうち二つはまるい画用紙にクレヨンでわたしの顔が描いてある。<br>もうひとつは、ちいさな紙にちんまりとつつましやかな白いおばけが描かれている。<br><br>彼が通う保育園で作ってきてくれたもので、<br>それぞれひもの部分が、<br>１、あかい紙テープ（これは濡れた手でうっかり触らないよう気をつけている）<br>２、うす赤のビニルテープ<br>３、ビニールの荷造りテープに小さくカットしたピンクとうす紫のストロー<br>でできている。<br><br>わたしのいちばんの気に入りがストローを切って作ったもので、<br>これはかなりおおぶりまるい画用紙にわたしの顔が描かれたものが下がっている。<br><br>胸の辺りまで下がってきてしまうので、料理や掃除をしているときには<br>ややつけにくいのだが、<br>この首飾りをつけたときの子どものゆっくりひろがる笑顔が、<br>これ以上うれしいことはないというその表情が見たいがために<br>わたしはこの首飾りをつけるのだ。<br><br><br>]]></content></entry></feed>
