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甘い、しょっぱい
卵焼きのことである。
わたしの育った家は、卵焼きといえばお砂糖の入った甘いものだった。卵焼きにしょっぱいものがあるというのを知って驚いたのを覚えている。

お弁当といえば卵焼きなのは今も変わらないだろうが、卵焼きといえど千差万別だ。
ふっくら白っぽい厚いもの、すこし薄べったくて焦げ目がついているもの、なにやら刻んだ野菜などはいっているもの。うちの卵焼きは、白いお砂糖とほんの少しの塩だけのものだった。

わたしが作る卵焼きは、刻んだニラと桜えびの入ったものや、青ネギにチーズ入り、砂糖と塩とだし、砂糖と塩と牛乳少しなどいろいろだけど、やっぱりみんなが好きでわたしも落ち着くのが砂糖とほんの少しの塩だけの卵焼きだ。

そういえば外食にせよ、よそのおうちでの御呼ばれにせよ自分のうち以外でのごはんを食べる機会はこれまでたくさんあったのに、卵焼きを食べたことはない気がする。(お寿司などの厚焼玉子はあるけれど、あれはもう卵焼きとは違う気がする)そして、たぶんみんな自分の家の卵焼きが一番落ち着くんだろう。

今朝聞いた話。ちょっと具合がよくなくてお母さんが横になっているときに、お父さんが卵焼きを作ってくれた。お父さんは卵に砂糖を溶いて、じゃっ、とフライパンに入れてから上にハムをのせたそう。子供たちはちょっと残したみたい、という話だったけど、子供たちの好きなものをいっぺんに乗せたお父さんっていいなと思う。