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休日の料理
毎日毎日の家のことは、疲れていたり忙しいとどうしても「やらねばならぬこと」になってしまう。食べ盛りの男の子三人で、一番下はまだまだ手のかかる1歳児だから、我が家の毎日は本当に目まぐるしい。

平日のごはん作りはいかに素早く、食材のむだなく(我が家は週末にまとめて食品を買うから)、みんなが喜ぶようなごはんを作るかで精一杯だ。だいたいは買い物のときに、一週間のおおよそのメインの献立のローテーションは考えている。

しかし、義務感のごはん作りはくたびれる。
それもそのはず、起きたらすぐに朝ご飯とお弁当作り、帰っても腰掛ける暇なんてなく今度は晩ご飯を作らなくてはいけないのだ。無理もないよなあ、と自分でも思う。

くたびれたなあ、気分を変えたいなあと思いながら週末、葉山のsunshine+cloudに立ち寄った。ここはわたしの好きなお店で、行くだけでわくわくする。(行くとやっぱり欲しくなったりもするのだが)
子どもを連れて、電車に乗って混んだ都心に洋服を見に行く、と考えただけで最近はげんなりしてしまうから、車でぴゅーっと行ける距離に好きなお店があるのは本当にうれしい。

2年くらい前にお店が移転して広くなってからは、カフェもあって、洋服だけじゃなくてガラスの花瓶やお花、本なども売っている。この日は、洋服を買うエネルギーがなくて、洋服もやっぱりすてきだからひとまわりみて歩いたけど、本を2冊といい香りのハンドソープ、ハンドクリームを買って帰った。

こういう小さくてきれいなものは、気持ちをはげましてくれる。
帰りの車の中でもハンドクリームの香りをかぎながら、今夜はこの長尾智子さんの本のレシピでごはんを作ろうと元気が出る。

きりっと冷えた白ワインを飲みながら、夏の夕方にゆっくり作ったこの日の献立は、
にんじんとさつまいものオーブン焼き、いんげんのチーズパン粉かけ、にんじん葉のお焼き、いわしのマリネ。
「ごはんはないの?」という子どもの声には、「欲しかったら冷やごはんあっためようか」と鷹揚に答える。

大きな木の皿、メキシコの絵皿、北欧の大皿にたっぷり盛り上げた料理を、まだ明るい時間からめいめい好きにつまむ楽しさに「そうそう、料理ってこんな楽しさがあったんだった」と思い出した。