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プラムと七夕
七夕の昨日。
梅雨明したと感心していたら、めきめきと夏の陽気になって
体があれよあれよとついていくのが大変なそんな日だった。

梅雨の間に体のなかに溜まってしまった水分が、
夏の暑さで行き場がなく蒸されていくような心地だ。
家の仕事をしながらいちにち思い描いていたのが、
桃やらプラムやらの汁気の多いくだもののこと。

適度に冷やしたそれを、洗ってそのままお行儀悪く流しの前で食べたら
どんなにおいしかろう。
両の腕にたらたらと汁を滴らせて、肘まで濡らして。

そんなことを夢想しながら一日過ごし、
夕方になって夕食の冷やし中華を作っていたら、
ぶうんと車で友人がやってきた。
両手に抱えた箱の中には、宝石のようなプラムがぎっしり入っている。

あまりのことにどぎまぎしてしまって、十分にお礼も言えなかったような気がする。
いただいたプラムはすぐに洗って、冷蔵庫に冷やしておいた。

まだあかるいうち、冷やし中華を食べ終えて
ちょうど冷え頃のプラムをいただく。
夢想した通り、滴るような汁気が食べるほどに体を清々しくしてくれるようだ。

立て続けに6つほど食べて、すっかり満足した。
プラムの汁でひんやりした指先を洗い、
七夕の空を家族で眺めに外に出た。