炊き込みご飯
2012.05.14 Monday
春はいろんな炊き込みご飯のおいしい季節。
たけのこご飯に豆ご飯、グリンピースでなくて空豆ご飯、あさりご飯。
こちらは炊き込みご飯でないけれど暖かくなってくるから、
のり巻きやらおいなりさんも食べたい気持ちになる。
秋から冬のしめじご飯や、かやくご飯、牡蠣ご飯なんかは
どうしても色味がお醤油のうす茶色の感じになってしまうから、
春のグリンピースや空豆のさみどり色が散らばったごはんを炊くと
こんな色のものがあったんだったと、毎年はっと思い出す気持ちになる。
週末、実家でいただいたたけのこでさっそく炊き込みご飯をつくる。
ありがたいことに、もう下ゆでした状態でいただいていたから簡単だ。
ごはんとなじむように、わりに小さめに、薄めにたけのこを刻む。
小振りの一本でも、いちばんしたの太いところと、切っ先の姫皮のところでは
包丁の刃先にあたる感じも、切っていく感触も全く違うのが面白い。
五月も半ばの台所はまだ朝の五時半だというのに、
暑いくらいの陽がつよく差し込んでいる。
家族はまだ誰も起きていなくて、陽はつよくてずいぶん明るい台所も
足下の方の空気はしん、としずかでつめたい感じだ。
たけのこと油揚げを煮て、研いでおいたお米に漉した煮汁と水を
加減して加える。
ご飯の鍋を火にかけて、フライパンを出して野菜を炒めたり、
豆腐と若布のおつゆの準備も始める。
家族がひとりふたりと起きてくる気配がして、
起きてきたひとりひとりが台所のわたしのところへ
目をしばたたかせながらやってくる。
炊きあがって蒸らしたのちに、なべのふたをとると
たけのこの香りとひとあしおくれた後に、盛大な湯気が立ち上った。
台所にはますますあかるい朝の光と、あかるい湯気が満ちている。
たけのこご飯に豆ご飯、グリンピースでなくて空豆ご飯、あさりご飯。
こちらは炊き込みご飯でないけれど暖かくなってくるから、
のり巻きやらおいなりさんも食べたい気持ちになる。
秋から冬のしめじご飯や、かやくご飯、牡蠣ご飯なんかは
どうしても色味がお醤油のうす茶色の感じになってしまうから、
春のグリンピースや空豆のさみどり色が散らばったごはんを炊くと
こんな色のものがあったんだったと、毎年はっと思い出す気持ちになる。
週末、実家でいただいたたけのこでさっそく炊き込みご飯をつくる。
ありがたいことに、もう下ゆでした状態でいただいていたから簡単だ。
ごはんとなじむように、わりに小さめに、薄めにたけのこを刻む。
小振りの一本でも、いちばんしたの太いところと、切っ先の姫皮のところでは
包丁の刃先にあたる感じも、切っていく感触も全く違うのが面白い。
五月も半ばの台所はまだ朝の五時半だというのに、
暑いくらいの陽がつよく差し込んでいる。
家族はまだ誰も起きていなくて、陽はつよくてずいぶん明るい台所も
足下の方の空気はしん、としずかでつめたい感じだ。
たけのこと油揚げを煮て、研いでおいたお米に漉した煮汁と水を
加減して加える。
ご飯の鍋を火にかけて、フライパンを出して野菜を炒めたり、
豆腐と若布のおつゆの準備も始める。
家族がひとりふたりと起きてくる気配がして、
起きてきたひとりひとりが台所のわたしのところへ
目をしばたたかせながらやってくる。
炊きあがって蒸らしたのちに、なべのふたをとると
たけのこの香りとひとあしおくれた後に、盛大な湯気が立ち上った。
台所にはますますあかるい朝の光と、あかるい湯気が満ちている。